2021.11.29

  • プレスリリース

「緊急事態宣言下での学びと工夫・チームの絆」沖縄の保育学科生対象コンテスト 11月14日HOPPAS手作りおもちゃコンテスト表彰式開催 保育士として働く視点で作品へアドバイス。学生の成長と夢・実現を支援

株式会社京進が運営する、沖縄県内の保育士資格の取得から就職・転職までをトータルに支援する「沖縄保育士キャリアデザインセンター HOPPAS(ホッパス)キャリアデザイン」主催、「HOPPAS 手作りおもちゃコンテスト」の表彰式を、2021年11月14日(日)10:30より、沖縄県那覇市にあるHOPPASキャリアデザインで開催しました。

 

既存の枠にとらわれない、保育学生・生徒ならではの新しい発想や感性を活かした、「手作りのおもちゃ」を競うこのコンテストは、沖縄県内の保育学科在籍の学生たちを対象に2021年6月より募集が開始。コンテストには、子どもたちの好奇心と感性・知性を刺激する創意工夫にあふれた作品が集まり、11月4日(木)にホームページで審査結果が発表されました。

最優秀賞作品

「最優秀賞」受賞は、沖縄女子短期大学の学生2人によるチーム名「ルピナス」の作品。大小の輪で動物や果物を表現し、色もたくさん使われたカラフルなおもちゃで、子どもたちの創造力や五感を刺激しながら、数・形・色などの識別も学べる工夫のこらされた点に、高い評価が集まりました。その他、入賞には、遊び方を自由に考えられたり、木のぬくもりや音が出るしかけがあったり、食育につながるデザインなど、夢中で楽しみながら子どもたちの発育や成長につながる創意工夫を持った作品がそろいました。

   

入賞作品

14日、那覇市のHOPPASキャリアデザインで行われた表彰式には、最優秀賞と優秀賞の3チームが参加。講評と共に表彰状とトロフィー、副賞として賞金が授与されました。オンラインで参加した審査委員長 株式会社京進 取締役本部長 上坊からは、コンテストでの経験を将来保育士として働くときの視点に役立て、子どもたちの成長と共に自分たちも成長していけるステキな保育士になって欲しいというメッセージが伝えられました。受賞した学生たちは、「緊急事態宣言下で会えなくても、電話などを使い時間をかけて取り組んだことが絆を深めた。子どもたちにどんな作品が良いかと悩んだり、製作の苦労もあったが助け合って作り上げた。受賞は本当に嬉しかった」と感想を話してくれました。

表彰式は、保育のスペシャリストから学生たちへ、保育士としての視点を伝える機会となりました。保育士として働く際に必須となる力を身につける協働体験を学生に提供するという、本コンテストのねらいが実現した場ともなりました。なお、11月16日には、ミキトニー賞とどきどきわくわく賞受賞の2チームの表彰式を開催。受賞者からは「限られた時間でアイディアをまとめ、苦手な作業もがんばって作って良かった。次の機会があればまた再結成して参加したい」とコメントがありました。主催した京進グループHOPPAの職員より、選外作品も含めて審査員の総合的な講評が伝えられ、どのような工夫が加わるとより魅力的な作品になったかを、保育士を目指している学生たちにアドバイスしました。

沖縄県の待機児童は6年連続で改善されてはいますが、保育士不足によって定員割れしている保育施設がまだまだ多く、問題解消のためにも保育士の需要が依然として高い状況にあります。京進グループでは、保育士として働きたい人に向けた地域密着型のサポートと共に、未来の保育士となる学生の成長を応援しながら、日本の保育をめぐる環境の改善や問題の解決につながる施策に努めてまいります。

 

 【表彰式 概要】
■表彰式日時:2011年11月14日(日)10:30~12:00
■会場:HOPPASキャリアデザイン(沖縄県那覇市銘苅3丁目1番31号 カーサ・ユーブリオ1F)
■入賞:

チーム名 学校名 参加者氏名(敬称略)
最優秀賞 ルピナス 沖縄女子短期大学 上門礼奈 木山菖
優秀賞 スマイル 沖縄女子短期大学 徳嶺美咲 下地美緒 當山桃華
優秀賞 こリハ 琉球リハビリテーション学院 名幸千夏 具志堅由美 比嘉李久 請蔵響
宮里蓮
ミキトニー賞 青眼の白龍 沖縄こども専門学校 玉村優果 下田愛莉 新垣友菜 松茂良優澄
玉新里千帆
どきどきわくわく賞 キジムナーズ 沖縄こども専門学校 川満七海 中村友音 大浦真菜 長嶺里萌

<最終結果詳細> https://www.kyoshin.co.jp/event/detail/487425/

【「HOPPAS手作りおもちゃコンテスト」概要】
■応募資格:沖縄県内の保育学科在籍の学生・生徒(大学・短大・専修学校)
■参加、および作品応募条件:
・2名以上のチームにて参加。1辺50㎝以内の3辺合計150㎝以内の作品のオリジナルのおもちゃ作品
・1才~3才の子どもがわくわくドキドキ楽しめる<手作りおもちゃ>作品であること
■参加費:無料
■応募受付期間:2021年6月13日(日)~9月12日(日)
■参加総数:作品エントリー21チーム(73名)
■審査基準:おもちゃを見た・使った子どもたちが「わくわくドキドキするよう手作りなおもちゃ」
であることや、安全性・独創性などを総合的に審査
■賞、および副賞:
最優秀作品賞1チーム/100,000円、優秀賞作品賞2チーム/ 50,000円
ミキトニー賞1チーム/30,000円、どきどきわくわく賞1チーム/30,000円
最終選考チーム(受賞チーム以外)/各チーム人数分のAmazonギフトカード1,000円

■審査員:
○審査委員長
上坊孝次(株式会社京進取締役本部長)
○審査員
阿嘉よね子(特定非営利活動法人全国認定こども園協会 沖縄県支部支部長、社会福祉法人温和会 ライカム煌保育園 園長)
安座間葉子(日本保育協会 沖縄支部 支部長、社会福祉法人 みどり葉福祉会 天願こども園 園長)
ウインフィールドひろみ(沖縄県私立保育連盟 副会長、社会福祉法人沖縄エンゼル福祉会 グッピー保育園 園長)
○特別審査員
糸数美樹(タレント 愛称:ミキトニー)・・・沖縄を拠点にテレビ・ラジオ番組や企業CM出演、イベント司会など幅広く活動中。昨年夏に第一子を出産し、現在子育て真っ最中!

 

【沖縄保育士キャリアデザインセンター HOPPASキャリアデザイン】について

https://hoppas.careers/

 

全国的にも、待機児童や保育士不足などの問題が顕著であった沖縄県において、保育園運営・キャリア支援事業などの実績の中で培った様々なノウハウを、問題の解決に寄与したいと考え、京進グループが2019年11月に那覇市に開設。沖縄県内の保育士や保育士を目指す方を対象に、保育士の就職や転職・就職相談の支援、資格取得のための学習コンテンツや学習スペースの提供、その他セミナーや座談会といった各種イベント開催など、保育士の育成から就職までを地域密着でトータルに支援しています。「Kyoshin ECEグループ」による保育園の運営、保育士試験対策のWEB教育「これから保育士」、保育の採用・就職・転職支援サービス「HOPPAS」と「ホイクルージョブ」など各種サービスを中心に、乳幼児の成長に寄与すると同時に、HOPPASはこれからも沖縄の保育に関わる環境の向上と、保育士を目指す学生・生徒や社会人を応援したいと考えています。

[2021年11月29日]