株主・投資家の皆さまへ

一生支援企業としてのさらなる発展を目指して

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます 。1975年に京都で学習塾として創業した京進グループは、おかげさまで2025年6月、創業50周年という大きな節目を迎えることができました 。株主の皆様には、改めて深く感謝申し上げます 。

第46期(2026年2月期)業績の報告

当連結会計年度は、グループ経営の効率化を目的とした決算期変更に伴い、2025年6月1日から2026年2月28日までの9か月間の変則決算となりました 。当連結会計年度の業績は、売上高20,286百万円、営業利益481百万円、経常利益470百万円となり、売上、利益で期首の発表予想を上回る成果を上げることができました 。不採算拠点の統廃合などに伴う減損損失229百万円を特別損失として計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は69百万円となりましたが、変則決算による影響を調整した前年同期間との比較では、実質的な増収増益を達成しております 。

当連結会計年度は、各事業部門において大きな変化と手応えを感じた一年でした 。祖業である学習塾事業については、拠点の大規模化やコスト構造の最適化が寄与し、少子化という厳しい市場環境にもかかわらず、セグメント利益は1,326百万円と増益を確保し、収益性の改善が着実に進んでおります 。語学関連事業では、オーストラリアの語学学校において政策変更の影響を受けて学生数が減少したものの、国内の日本語学校で留学生の受け入れが順調に進み、前の9か月に比べ、増収を確保しております 。保育・介護事業は、グループ全体の成長を牽引する存在にまで成長しています 。介護事業においては、2025年10月に仲間に加わった株式会社リンクハートの全株式取得に加え、既存施設での高い入居率を維持したことで、9か月調整後の売上高・利益は、ともに大きく伸長いたしました 。

なお、来期につきましては、学習塾事業において不採算拠点の統廃合を行ったこと、日本語教育の関係会社4社を統合する等、さらに経営資源の最適化と業務効率化を図り、収益性が高まる見込みです 。

2035年、そして2050年を見据えた成長ストーリー

50周年は通過点に過ぎません 。私たちは今、2035年に向けた中期的な経営戦略の再構築に取り組んでおります 。
2035年に向けた経営戦略として、「人材育成力」「京都・滋賀での圧倒的なブランド力と地域ドミナント」「多角化した事業の融合」という三つの強みを核心に据え、事業規模を拡大してまいります 。さらに今後は「最先端AIテクノロジーの全社導入」を掛け合わせ、圧倒的な生産性向上とサービス価値最大化を実現します 。

介護事業については、2035年の高齢者人口ピークを前に出店を加速させ、シェア拡大の時であると認識しております 。また、既存の事業や新規事業に関わらず、市場や顧客の創出にも挑戦し、2050年を見据えた長期構想においては、さらなるグローバル展開の実現を目指してまいります 。
私たちの使命は、保育から学習塾、語学、介護に至るまで、人の一生に関わる事業を通じて、ひとりひとりの成長や人生の歩みに寄り添い続けることです 。今後もお客様の一生涯を支える「一生支援企業」として、地域や子どもたちの未来がより豊かになるよう真摯に取り組んでまいります 。

なお、株主還元につきましては、安定的な配当を継続するため、当期より1株当たり5円の下限配当(フロア)を設定いたしました 。今後も社会価値の創出を経済価値へと転換し、皆様に安心して当社株式を保有していただけるよう努めてまいります 。

次の50年も、京進グループの挑戦にご期待いただき、変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます 。

2026年4月10日

株式会社京進

代表取締役社長 立木 康之