- プレスリリース
子育てやしつけの悩み解決の参考に、子育てスタイルや家族関係を無料でセルフチェックできる日本で唯一(※1)のウェブ診断テストを学習塾が開発。ウェブサービス「家庭のミカタ」4月16日提供開始
5つの視点で家庭を総合的にチェック。ウェブテストに答えるだけで客観的にあなたの家庭の様子がわかる。快適な家庭へのヒントに。子育てや学びに関する悩み解決につながるお役立ちコラムも掲載
全国で学習塾を展開する京進(本社:京都市)は、子育てスタイルや家族の関係性をチェックできる無料診断を開発し、2024年4月16日より、ウェブサービス「家庭のミカタ-β版-」として提供を開始いたします。子育てや家族関係を5つの視点で総合的に診断できる無料のウェブサービスは日本では唯一(※1)のものです。サイト内で提供する無料の診断テストは、5つのカテゴリの質問にサイト上で回答し、簡易的に自己診断できるもので、マイページで結果の確認や過去の結果保存が可能です。設問と結果判定は、行動心理や精神医学の専門家監修のテストを利用し、子育てスタイルや家族のかかわり方を自分自身で客観的に振り返りができるように設計しています。
また、「家庭のミカタ」サイト内には、子育てや家庭内の困りごと解決のヒントとなる専門家によるコラムを掲載しており、コンテンツは順次増やしていきます。
京進では、今後2025年までにサービス利用者を5万人にすることを目標に、サービスやサイトの改良を行う予定です。当社は、このサービスを通じて家族や子育ての悩みを持つ方へ、解決のヒントを提供していきたいと考えています。
※1 家族関係、子どもとのかかわりなどを5つの視点で総合的に判定できるサービスは日本で唯一のものです。(京進調べ)「家庭のミカタ-β版-」は、パーソナリティー研究、家族の関係性を専門的に研究している株式会社ヒューマン・キャピタル・コンサルティングとの共同開発。
<サービスの概要>
子育てやステキな家庭づくりを応援するウェブサイト「家庭のミカタ」において、以下のコンテンツの提供を行います
1.子育てスタイルや家族のかかわり方についての客観的な無料チェックテスト「家族のチカラ」
2.子育てや健康、学びに関する専門家によるコラム
<家族のチカラ」~家庭診断~>
家庭を客観的な視点から確認するチェックテスト「家族のチカラ」では、「子育てのスタイル」「家族のツナガリ」「子どもとのタイワ」「親のストレス」「夫婦のカカワリ」といった5つの視点から設けられた、20~49項目の質問に回答します。それぞれの観点で家庭の現状を確認し、自分自身の行動や考え方を振り返ることができるようになっています。テスト結果から、「今度はこう言ってみよう」「次はこんなことをしてみよう」と、自分自身でプラスの行動を発見し、問題の解決につなげてもらうことを目的(※2)としています。
専門家によるコラムは定期的に更新されます。テーマは、「子育て」」「健康」「学習」「食育」「学び」など。家庭について新たな視点から見直す機会にしていただくことを目的としています。
※2 診断結果は利用者自身による課題解決のヒントにしていただくために提供しているものです。このサービスにより、問題解決を保証するものではありません。
【ウェブサイト】
名称:家庭のミカタ(https://kateinomikata.kyoshin.jp/)
リリース日:2024年4月16日
利用料:無料
公開時コンテンツ:〔1〕無料ウェブテスト「家族のチカラ」 〔2〕専門家によるコラム
■開発の背景
京進グループは1975年に学習塾として創業し、現在は保育園、幼児から高校生までの学習塾、日本語学校など、保育や教育に関わる事業を広く行っています。私たちは長年、数多くの子どもたちの成長や生育を見守ってきた経験から、子どもたちが心身ともに健やかに育つために、環境がいかに重要かを実感してきました。
家庭の状態を可視化することで、健やかな子どもたちを育てる一助になればと考えました。子育て中の人が抱える悩みごとや家庭内の状況を客観的に振り返り、解決のヒントにしていただけるコンテンツをそろえています。教育企業である京進だからこそ、子どもたちが育つ環境を良好なものにしたいと願って開発したものです。
■子育てについて多い悩み
文部科学省の令和2年の調査によると(※3)子育てについての悩みとして「しつけの仕方が分からない」「子供との接し方が分からない」といった回答が上位にあります。また、明治安田生命総合研究所が2009年に行った調査(※4)において、配偶者にどんなことを求めるのかの回答には、「もっとねぎらいや、いたわりの言葉がほしい」「自分勝手、わがままな行動をやめてほしい」などが上位に入っています。子どもとの関わり方やパートナーとの関係、一緒に暮らす家族とのやりとりなど、家庭には様々なつながりがあり、そこから生まれる衝突や問題は家族の数だけ存在します。こうした問題は各調査やアンケートなどを見ると、“相手への伝え方”“相手への行動”に目を向けて過ごすことで解消につながるものも多いことが推察されます。
※3:令和2年度「家庭教育の総合的推進に関する調査研究~家庭教育支援の充実に向けた保護者の意識に関する実態把握調査~」
※4:夫婦の日常生活や配偶者に対する意識(2009年3月13~19日調査)
■開発担当者:福澤一彦
複数の教育企業を経て株式会社京進に入社。京進において学習塾、日本語教育、保育事業、塾のフランチャイズ事業など、長年にわたり、教育現場で多くの家庭を見てきた経験から、子どもが健やかに育ち、学力が向上していくために、家庭の環境を整えることも大切であることを痛感。十数年前に同様のサービスを立ち上げましたが、社内の状況により一度収束。コロナ禍を経験した今の子育て世代の悩みに寄り添うサービスができないかと、再度同じ枠組みを利用した診断テストをウェブサービスとして開発しました。株式会社京進相談役。
■サイト名称「家庭のミカタ」について
このサイトが家庭の健康と成長に役立ってほしいという願いが込められています。「見方」と「味方」という二つの意味を持たせた“ミカタ”というワードを入れました。診断テストの結果は家庭の良し悪しを評価するためのものではなく、家庭の課題をみつけ考えるきっかけとなり、健康診断と同じように定期的に実施することで、ご家庭で過ごす中にある悩みや不安が解消し、より笑顔が増えるためのお役だちツールとして利用いただければと考えています。
「家庭のミカタ」はこんな方におすすめ!
・勉強しなさい!と子どもに口うるさく言ってしまう。子どもに伝わる言い方や接し方が知りたい
・好き嫌いを言いがちな家族と、楽しく食事をするにはどんな工夫があるか知りたい
・パートナーに対してついイライラしてしまう。解消のヒントやコツが知りたい
・一生懸命に勉強している子どもに、効率よく学ぶ方法があれば教えたい
<コンテンツ紹介>
①家族のチカラ~家庭診断~
5つの視点から設けられた20~49項目の質問に回答。回答をもとに子育てスタイルや家族との関係が確認でき、定期的にチェックして振り返ることで、今の家庭の状況を客観的に確認しながらより最適・快適な家族関係への成長につなげていきます。
②コラム
5つのテーマのコラムを順次公開します。科学的理論も交えながら、楽しく毎日にも役立つお話を定期的に紹介していきます。
「学習法のコラム」・・・脳科学に基づく学習法14ヶ条をご紹介
「学びのミカタ」・・・科学的根拠に基づいた養育をテーマにしたお話
「食育のミカタ」・・・家族の健康に役立つ食をテーマにしたお話
「子育てのミカタ」・・・我が子を伸ばす保護者の関わり方についてのお話
「健康のミカタ」・・・笑顔を育む家族の健康のお話をする保健室
<コラムニスト紹介>
「学習法のコラム」池谷 祐二(脳科学に基づく14の学習法)
1970(昭和45)年、静岡県藤枝市生まれ。日本が世界に誇る脳研究者の一人。1970年生まれ。1998年に東京大学にて薬学博士号を取得。コロンビア大学への留学をはさみ、2014年より東京大学薬学部教授。『海馬』『進化しすぎた脳』『受験脳の作り方』など多数の著書があり、「新・情報7daysニュースキャスター(TBS)」にはレギュラーコメンテーターとして出演中。現在、京進の専属アドバイザーとして、脳科学に基づく学習法に助言。
<近著> 2024年3月「夢を叶えるために脳はある「私という現象」、2023年4月「脳は意外とタフである」、2022年1月「寝る脳は風邪をひかない」「やる気脳のつくり方」、2021年12月「脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線」、2021年1月「回転させるだけで脳が覚醒するドリル」など
「学びのミカタ」 矢藤 優子(科学的根拠に基づく養育論)
立命館大学総合心理学部教授。2001年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)取得。2007年立命館大学文学部准教授、2016年より現職。専門は乳幼児心理学・比較発達心理学。アジア諸国を中心に縦断調査を展開し、少子高齢化社会において、科学的根拠に基づく子育て支援策の提言を目指している。2022年よりRARA(立命館先進研究アカデミー)アソシエイトフェロー就任。
「健康のミカタ」後藤 友美(笑顔を育む家族の保健室)
医療機関にて作業療法士として20年で約20,000人以上の女性の不調や女性特有疾患を専門にサポート。働き世代が直面しやすい女性ホルモンにまつわる不調に伴う更年期離職などリアルなどリアルな社会課題に直面し、2021年に株式会社SUSTAINABLEMEを設立。現在も、臨床経験を継続しながら経営に携わり、どの年代の女性も自分らしい人生を諦めず健やかに自己実現できるウェルビーイングな社会を目指して活動している。
「子育てのミカタ」 福澤 一彦(わが子を伸ばす親の関わり方)
1952年、滋賀県近江八幡市生まれ。同志社大学工学部卒業。1976年から公文教育研究会、1990年からワオ・コーポレーション、2003年から京進。2022年、京進の社長を退任後、現在相談役。家庭教育に造詣が深く、子育てに関する講演会多数。46年間の教育業界を経験し、その多くの期間を新規事業に携わっている。京進が進めているリーチングの主たる開発・推進者。
「食育のミカタ」 濱井 由起子(家族の健康に役立つ食の話)
京進の保育園・幼稚園・こども園(HOPPA)95園の調理統括長。調理師と食育指導士の資格を持ち、学校・保育園などの給食調理を経て、2015年4月から(株)京進グループHOPPA保育園の「園児の食と健康」を調理統括長の立場から全国を飛び回りながら日々考え続けている。「離乳食調理をはじめて経験した時代に感じた、子どもの成長を見る楽しさ、喜び」が原点。大切にしている言葉は「和顔愛語(わげんあいご)」。
[2024年4月16日]