- プレスリリース
~自分を知る、日本を考える、世界とつながる~ 「第5回 京進英語エッセイコンテスト」入賞者が決定、表彰式開催
株式会社京進が主催する「第5回 京進英語エッセイコンテスト」の入賞者が決定し、2019年11月17日(日)に京都市のメルパルク京都にて、表彰式を行います。このコンテストは、英語を母語としない中高生を対象に毎年開催、今回で5回目となります。明治大学名誉教授 マーク・ピーターセン氏を審査委員長に迎え、今年の7月16日~9月25日の期間中に「英語エッセイ部門」「英作文部門」の2部門で募集、全国61校から544作品が寄せられました。
日本を客観視することで日本に対する理解・認識を深め、グローバル社会において欠かせない視点を養うことを目的としたこのコンテストには、今回も全国の中高生から非常に高いレベルの作品を多数ご応募いただきました。その中から選ばれた最優秀作品は、「The Japan Times Alpha」の11月29日号にも掲載予定です。過去の優勝者は海外の大学に進学するなど、世界に貢献する人材の育成という意味でも、このコンテストは、英語で自己を表現し伝える能力を磨く一助となっています。
表彰式では、審査委員長 マーク・ピーターセン氏による最優秀作品の解説・講評なども行われます。表彰式当日の取材も調整可能です。ぜひ、経営企画部までお問合せください。
【概要】
■応募資格:英語を母語としない中学生・高校生
■応募期間:2019年7月16日(火)~2019年9月25日(水)
■応募総数:544作品
■表彰式:2019年11月17日(日)14:30~16:30 メルパルク京都(JR京都駅直結)
■後援:ジャパンタイムズ
■審査基準:以下の審査基準をもとに厳正な審査を行います。
・正確性:文法・構文などが正しく用いられているか。
・内容:独自の視点を持ち、自身の考えが明確に述べられているか。
■応募特典
①最優秀賞、優秀賞、敢闘賞受賞者の新聞掲載
・各部門最優秀賞:マーク・ピーターセン教授による添削後の作品掲載
・各部門最優秀賞・優秀賞・敢闘賞:氏名掲載
②応募者はマーク・ピーターセン教授による最優秀賞作品の解説・講評付き表彰式に優先参加
③入賞者には、「The Japan Times Alpha」を進呈
・英語エッセイ部門:最優秀賞(1名):「The Japan Times Alpha」を3ヶ月分進呈
・英作文部門:最優秀賞(1名):「The Japan Times Alpha」を3ヶ月分進呈
・優秀賞(8名程度):「The Japan Times Alpha」を1ヶ月分進呈
④応募者全員に、「The Japan Times Alpha」を1部進呈
⑤応募作品(エッセイと英作文)は、段階別採点を実施の上、採点結果を応募者に連絡
■応募テーマ
① 英語エッセイ部門
以下のテーマについて400語程度(350~450語)の英語で表現してください。
第5回エッセイのテーマ:「私の考える『協働』」
目まぐるしく変化する現代社会では、多様な人と関わり合いながら協力して様々な問題に取り組んだり、 解決したりすることが求められています。このような『協働』に、あなたはどう向き合いますか。
英語で自由に表現してください。
② 英作文部門
以下の日本語の四角で囲まれた部分を、英語で表現してください。
中谷宇吉郎『雪を作る話』より |
雪の結晶の研究を始めたのはもう五年も前の話であるが、あり合わせの顕微鏡を廊下の吹き晒(さら)しの所へ持ち出して、初めて完全な結晶を覗いて見た時の印象はなかなか忘れがたいものである。水晶の針を集めたような実物の結晶の巧緻(こうち)さは、普通の教科書などに出ている顕微鏡写真とはまるで違った感じであった。冷徹無比の結晶母体、鋭い輪廓、その中に鏤(ちりば)められた変化無限の花模様、それらが全くの透明で何らの濁りの色を含んでいないだけに、ちょっとその特殊の美しさは比喩を見出すことが困難である。 |