- プレスリリース
コロナによる入国制限の緩和を受け、入国後隔離期間の費用を一部負担 京進グループの日本語学校 入学予定の留学生へ支援を決定 母国で待機していた4月20日までの入国留学生約1,600人が対象
京進グループが運営する日本語学校 京進ランゲージアカデミー(以下KLA)は、政府が2月から今月にかけ発表した日本への留学生入国再開を受けて、母国での待機期間中に3ヶ月以上オンライン授業を受講した入学予定学生に対し、入国後の隔離期間に生じた費用の一部を支給する支援を行います。対象は4月20日までに入国した待機留学生約1,600人のうち、政府指定施設の利用対象外となる国の学生へ、隔離期間中にかかった追加費用に対して3万円を支給いたします。
政府より発表された新型コロナウイルスへの水際対策の緩和を受け、1日あたり1万人に拡大された日本への入国者数に関して、外国人留学生は別枠で1日1,000人の入国、5月末までに待機している全留学生の受け入れを完了させる計画が発表されました。2月末までの入国制限措置の影響により、日本への在留資格を有する待機留学生は約15万人以上と言われています。KLAでは現在、入国制限で母国待機を余儀なくされた留学生が約1,600人おり、当初から4月入国を予定していた約600人と合わせ、約2,200人の入学予定学生が順次来日しています。KLA各校において入国した留学生に対しては、安全に、安心して日本での学生生活をスタートできるよう、コロナ対策を含めて、全面的なサポートを行ってまいります。
京進ランゲージアカデミーの留学生支援策
①成田、羽田、関西、中部、福岡の5空港からの入国サポート
②入国後待期期間中の健康管理、オンライン授業提供
③住居をはじめとする新生活スタート支援
長期にわたる入国制限を受け、来日できなかった外国人留学生には、留学延期によって生じた金銭負担だけでなく、オンライン受講の時差、先の見えない来日時期への不安からくるストレスなど、学習以外の負担も強いられてきました。KLAに入学する留学生の多くは、日本の大学や大学院などへの進学を目指して来日します。オンラインだけでは習得しきれない高い日本語スキルや文化への知識・理解は、実際に日本で生活することが不可欠となります。KLAに入学する待機留学生たちが、これまで受講していたオンライン学習から入国後の授業へとスムーズに進められるよう、入学後のプログラムにも工夫を凝らしています。
京進ランゲージアカデミーではこれまでも、夢や目標の実現のために来日した留学生に対して、入国当日の送迎サポートはもちろん、学生寮の提供、日常生活における諸手続きやその手配や日本で暮らす上での注意事項に関するオリエンテーションなど、実際の学生生活に即した学び以外の支援を丁寧に行ってきました。また、健康診断・保険加入の無料サービスや、成績や授業態度などを考慮した奨学金や奨励金制度なども充実させ、母国を離れて新生活を始める留学生たちの不安を少しでも和らげ、ひとりひとりが1日も早く学びに集中できるよう取り組んでおり、今後も継続して支えてまいります。
京進グループでは、日本と世界の教育・文化の向上、社会の進歩と善良化に貢献したいという理念を幹に、国内外を問わずグローバル社会で活躍できる人材育成のために取り組み、グループビジョンである「ステキな大人が増える未来」を創造してまいります。
【京進ランゲージアカデミーについて】 https://www.kla.ac/jp/
京進ランゲージアカデミーは株式会社京進とその子会社が運営する日本語学校です。「日本と世界の架け橋となる人材を育成する」というミッションステートメントをかかげ、主に日本の大学・大学院・専門学校への進学を希望する留学生約2,500名を対象に運営しております。日本語指導とは別に、京進グループのオリジナル・自立型人間育成プログラム「リーチング」の手法を指導に取り入れ、自立的な人間形成を図り、将来、国際社会で活躍できる人材を育てるべく、組織的な教育をしています。
[2022年4月8日]