2022.06.30

  • プレスリリース

日中国交正常化50周年の節目に贈る、海外の優秀な学生への支援 「立木奨学金」を中国の名門大学 清華大学学生5名に授与 6月14日開催。次世代リーダー育成支援11年で累計3カ国15大学の約300人の学生が授与

総合教育企業の京進は2022年6月14日(火)に、次世代のリーダーとして活躍が期待される優秀な海外の学生を経済的に支援する「立木奨学金」の授与式を開催しました。今回の授与は中国の清華大学(北京市)の学生5名に対して行われたもので、コロナ禍の入国制限の影響も継続しているため、昨年に引き続いて京進本社と清華大学をオンラインで結んでの実施となりました。清華大学は、先日発表された「アジア大学ランキング(2022年6月1日イギリスの高等教育専門誌「THE Times Higher Education(THE)」より発表)」で、4年連続1位となった中国有数の名門校です。今回は社会科学学院に在籍し、心理学・社会学・政治学・心理学・国際関係学などの幅広い分野から、日々研鑽を積んでいる5人の大学院生に奨学金が授与されました。

立木奨学金は京進グループ創業者・会長の立木貞昭が個人のお金で2011年に創設した、今年で11年目の国際貢献活動のひとつです。人のために行動できる次世代のリーダーにふさわしい学生への経済的支援を目的としており、これまでに3カ国15大学、約300人の学生に授与されています。立木奨学金の特徴は、優秀な成績や研究成果だけでなく、正義感や社会貢献などの経験も選出理由としているところです。立木奨学金の創設者である立木貞昭は、清華大学政治経済学研究センターの顧問をはじめ、中国の複数の大学の顧問や名誉教授、客員教授なども務めています。また京進では、2012年に設立した一般社団法人「国際教育文化医療支援交流機構」を通じて、本奨学金をはじめ、教育・文化・医療の支援や交流、研修などの事業なの国際的な社会貢献活動を行っています。

授与式では、学生代表の 楊 莹(ヨウ エイ)さんから、大学入学直後に立木奨学金授与式を傍聴する機会があり、立木の話に感銘を受けたことや、他大学からも心理学や人工知能研究の専門家を招き「人工知能心理学と倫理研究会」を開催したこと、学業以外にソーシャルワーカーとして活動していることや、2022年の北京オリンピックやパラリンピックでもボランティアとして参加した経験などが語られました。そして、将来はどのような分野に進むとしても善良で誠実な人間であろうと心がけていることや、自身の成長過程で受けたたくさんの善意と祝福を、広く人々とシェアすることで世界をよくしていきたいという意欲が語られました。

学生からのメッセージを受け、会長 立木からは、友人や信頼できる人を積極的に持つことや刺激を受けることの重要性や、何事も一流を目指すことの大切さ、世界のリーダーとなるためには利他主義で謙虚に行動すると共に、理想と信念を持って人から信頼され尊敬される人になって欲しいというメッセージが送られました。オンライン画面を通じてではありますが、終始和やかで笑顔の絶えない式となりました。

現在、世界情勢は混沌を極め、国家間の問題も山積しています。このような時こそ、民間の人的交流を通してお互いを思い合える心を育み続けることが大切である、と当社グループは考えています。京進グループが経営理念として掲げる「日本と世界の教育・文化の向上、社会の進歩と善良化に貢献」の実現をめざし、これからも、国内外を問わず、夢や目標に向かって学びを進める人たちへの支援を行ってまいります。

 

【清華大学・立木奨学金授与式 概要】
■日時:2022年6月14日(火)14:00(現地時間13:00)
■会場:京進と清華大学(社会科学学院)をオンラインで繋ぎ開催
■奨学金授与者:5人


【立木奨学金について】 
https://www.kyoshin.co.jp/group/effort/scholarship/
世界のリーダーにふさわしい人材が育ってほしいという思いから、2011年より京進グループ会長立木が個人で奨学金授与を開始。2012年には、教育・文化・医療の支援や交流、研修などの事業を通じて、日本と諸外国の相互理解と親善を目的とした一般社団法人「国際教育文化医療思念交流機構」が設立され、国際的な社会貢献活動を行っています。立木奨学金は、2022年までに計15大学の学生・約300人に授与されました。

【立木奨学金 授与実績】
(中国)清華大学、北京対外経済貿易大学、中南大学、中山大学、貴州大学、湖南大学、大連大学、宜春大学、
貴州民族大学、九江職業大学、承徳護理職業学院、長沙明照日本語専修学院
(ミャンマー)マンダレー外国語大学、タウンジー大学
(タイ)ラチャマンガラ工科大学

 

[2022年6月30日]