2023.03.23

  • プレスリリース

目標に向かって学ぶ外国人留学生が綴る「出会い」。様々なエピソードを鮮やかに表現 京進の日本語学校KLA日本語作文大会 受賞者決定 今回で6回目の開催。国内外のグループ11校在籍の留学生、217人が参加

京進グループが運営する「京進の日本語学校KLA(以下KLA)」が開催した、第6回日本語作文大会の結果が2023年2月16日(木)に発表され、受賞者が決定しました。

この大会は2017年からKLAの日本語教育の一環として実施され、今大会で6回目となります。2022年11月14日(月)から約1カ月間、国内外11校(国内10、海外1)に在籍する留学生約3,000人を対象に、テーマにそった日本語の作文を募集しました。大会には217人が参加し、様々な「出会い」について綴りました。

日本語作文大会は、留学生が作文を通して自分の考えを論理的にまとめ、正確に主張するとともに、他者の考え方を知り、多様性を理解する機会としてもらうねらいがあります。KLAの学生たちが自分と向き合って考えや想いをじっくりと深め、書いて表現し、日本語を学ぶ仲間や日本の人々、そして世界へと発信するこの大会は、ほとんどが日本の大学や大学院などへの進学を目指している留学生たちにとって、入試で必須となる日本語作文に必要な要素を、早い段階から体感することにもつながります。

今回の作文のテーマは「出会い」。ようやく来日が可能となり、日本での留学生活をスタートさせた学生には多くの出会いがあったことが予想され、出会いによって感じたことや生まれたもの、成長へのきっかけとなった出会いなどについて思い返してほしいという願いもありました。

初級の部で金賞を受賞した中国からの留学生、チョウ ガイさん(写真左)は、命を与えてくれた両親との出会いをテーマに、子どもの頃に怒ることではなく諭してくれた父とのエピソードから、正しい道徳観を示してくれたことや、父母の大きな包容力とこれまでの導きに感謝し、両親と出会えた自分が幸せだという思いを書きました。中上級の部で金賞を受賞した中国からの留学生、コウ ミョウケイさん(写真右)は、母国の大学で3年時に参加したアメリカでのインターンシップの思い出に触れ、そこで出会った年長のマネージャーを通じて、仕事に対しての姿勢や考え方の違いに異文化を感じたことや、人をほめること・感謝を伝えることがみんなの幸せになると気づいたことなどが書かれています。

その他、入賞した留学生の作品には、家族やアルバイト先・留学やインターンシップでの出会い、この1年を振り返って新しい自分自身との出会いについて書かれたものなど、バラエティに富んだ「出会い」が、感謝や感動、異文化への驚きなどと共に綴られていました。受賞については、「一生懸命書いたのでうれしい」「みんなの支えがあったので良い結果になった」「勉強を助けてくれた先生や友人のおかげで受賞できた」「書くことが楽しかった」「自分を振り返る機会になった」「また作文を書いてみたい」「次回も挑戦してもっと上位を狙いたい」など、普段一緒に学んでいる周囲への感謝の言葉や、考えたことを日本語で作文にする楽しさや意欲についての感想が多くありました。

最新発表の外国人留学生在籍状況では(※)、日本語教育機関で学ぶ留学生数は増加に転じています。昨年3月以降の入国緩和により、これまで来日を待機していた留学生を中心に新規入学が本格的に進んだことが要因だと考えられ、KLAでも昨年9月までに約2,300人が新規入学し、それぞれの目標に向かって学びをスタートさせました。また、今年度入試に挑んでいる多くの留学生からは、早稲田大学や東京大学大学院などへの進学をはじめ、志望校合格の知らせが現在届いています。
※2023年3月発表:独立法人日本学生支援機構(JASSO)「2022(令和4)年度外国人留学生在籍状況調査の結果」より

KLAでは、教室の授業だけでなく、日本語の定着に大切なアウトプットの場をたくさん提供しています。京進グループは、こうした学びの取り組みを通じて、自分の夢や目標を自らの力で叶えられる豊かな能力を育てたいと考えています。これからも、世界中で活躍できる人材の育成に努めてまいります。


【開催概要】
■大会名:第6回KLA日本語作文大会
■スローガン:つながれ!にほんごの和
■対象:京進の日本語学校KLA 国内外11校の在籍生(約3,000名)
(新宿校、OLJ校、DBC校、上野校、名古屋北校、京都中央校、大阪校、神戸校、福岡校、びわこ校、ミャンマー・ヤンゴン校)

■作文テーマ:「出会い」
人生は、さまざまな「出会い」にあふれています。大好きな人、興味深いもの、新しい場所、わくわくするような体験… ときには、つらい出会いや悲しい出会いもあったかもしれません。でも、そのおかげで気づいたこともきっとあると思います。今までどんな「出会い」がありましたか。そのとき、何を感じましたか。あなたにとって大切な「出会い」を作文に書いてください。

■募集期間:2022年11月14日(月)~12月21日(水)※締切日12月16日より変更
■審査結果発表:2023年2月16日(木)
■応募総数:217通

■募集部門:

初級の部 300字~600字(作文用紙1枚~2枚)
中上級の部 800字~1,600字(作文用紙2枚~4枚)

■表彰:

金賞(各部門1名) 100,000円
銀賞(各部門1名) 50,000円
銅賞(最終選考者) 10,000円
参加賞 記念品

■入賞者:
<初級の部>
金賞:(中国/OLJ校)チョウ ガイ「両親との出会い」
銀賞:(中国/OLJ校)ウ シテツ「プロローグでの出会い」
銅賞:(中国/OLJ校)ヨウ エン「母の手料理との出会い」
   (中国/OLJ校)リ キンコウ「出会い」
   (中国/OLJ校)リ ヘイシン「忘れられない出会い」
   (ベトナム/名古屋北校)ブイ ティ ヒエン「出会ってから心に残ること」

<中上級の部>
金賞:(中国/新宿校)コウ ミョウケイ「ディズニーのインターンシップに会う」
銀賞:(インドネシア/大阪校)ムハッマド グギ アモウレスナ「猿の恋との出会い」
銅賞:(中国/OLJ校)リ シンウ「出会い」
   (中国/OLJ校)リョウ カトウ「澤田先生との出会い」
   (フィリピン/びわこ校)サンチェーズ マリノール マカラギング「夢を生きている」
   (ベトナム/大阪校)テイエウ ティ フオン「アプリで第二の父との出会い」

 

[2023年3月23日]