広州を知る

広州へ来られる方のために、家族・児童生徒が楽しみやすい視点で活きた広州を紹介します。
広州の歴史は古く華南を代表する都市です。北京や上海に並ぶ大都市であり、広東省の珠江付近の大都市圏は香港と密接に結びついており、現代都市としても発展の最先端にあります。
他方では豊かな歴史と文化に支えられ、古き良き時代の「カントン」が残る街です。

有名な言葉として「食在広州」があるほど、食の街です。「酒家」と呼ばれる広東料理レストランが立ち並びます。
休日家族での散策の後は、本格的な飲茶や海鮮料理を楽しんでください。
日本では味わうことのできない醍醐味があります。

広州の夜

スケールの大きさに驚かされることでしょう。
政府は計画的に都市開発をし、発展に寄与しています。
地震のない街はビルの大きさも桁外れです。

広州校は都会の真ん中にありますが、一方で古い街並みも多く残ります。都会と田舎が混じり合うこの街には、外国人も多くインターナショナルな雰囲気も味わうことができます。

越秀公園

南国情緒満点の公園です。広州随一と言われています。
湖で船に乗り、史跡を訪れ、土地の人と語り合う。
日本では得難い、優雅でゆとりのある時の流れを感じることができます。家族との思い出をぜひ、たくさん作ってください。

印象嶺南園

広州のテーマパークです。嶺南とは広東省のことです。
北京や上海とは異なる中華文化が感じられることでしょう。
華僑は広東省から多く世界へ出て行っています。
東南アジアで見られる華僑文化を彷彿させる街並みです。
園はとても広いため、歩きやすい靴でどうぞ。

中山記念堂

広州には、孫文を記念した建物があります。
中山は孫文が好んで使った別名です。
日本に住んでいた時に縁のあった土地の名に由来しています。
そう、日本語がもとになっているのです。
中国を語るときには、広州の歴史は欠かせません。
同時に日本との縁にも注目してください。
歴史好きを満足させる街でもあります。

開平華僑家屋群

広州からバスで足をちょっと伸ばしてみましょう。
世界遺産の開平にもぜひ訪れてみてください。
華僑の建てた古い建物が今でも数多く残っています。
まるで、映画の世界のようです。
広州から足を延ばせば、マカオや香港をすぐに訪れることができます。見どころも多いので、在外子女としてたくさんの経験をしてほしいと思います