感染防止の徹底と感謝

ご存じのとおり、新型コロナウイルス感染症の第四波が到来し、大都市を中心に再び緊急下におかれています。しかしながら、なすべきことは変わることなく、ひとりひとりの感染予防の徹底と節度ある行動を意識して生活することが、最大の対策だと考えます。地域や事業のひとつひとつに合わせて丁寧に対策を取り、京進グループ一丸となって、安全・安心のサービスの提供を引き続き心がけてまいります。

京進では、「ステキな大人が増える未来をつくる」をグループビジョンとして、京進グループ全体のブランド力を高める活動を開始しました。ブランド力を高めるためには、全ての従業員が京進グループの価値をしっかり理解して語れるようになる必要があります。

京進グループのことを従業員が知るための1つとして、京進で働く全ての従業員に向けて発信する声の社内報、「ステキな大人が増えるラジオ」を3月からスタートしています。同じ部署や業務でなければなかなか知ることのできない働く現場の様子や企画の紹介、仕事以外にも例えば子育て、好きなものや日常のことなどについて従業員に語ってもらっています。

先日はドイツの校舎で働く社員が出演し、コロナ禍での授業の様子や普段のドイツでの生活などについて話をしてくれました。放送後に、出演した社員から「日本にいたころにお世話になった方々の声が聞けて、懐かしさや嬉しさがこみ上げてきています。パーソナリティを務めている皆さんが、毎回話をうまく引き出してくれて理解もしやすいです。ラジオに癒されています」と楽しみに聞いてくれている様子をレポートで伝えてくれました。通勤・業務の合間や自宅の息抜きタイムに、ステキな仲間たちがステキな話題でつながっていく癒しのツールになっていけば嬉しい限りです。

また、これまで行ってきた社内経営セミナーで取り組みを発展させ、新規事業や新サービスの提案を、グループ全体から広く募集する「ステキな大人が増える未来企業プロジェクト」を開始しました。長期構想として掲げている「100人の子会社の創出・100人の社長の輩出」の実現につながる重要な施策のひとつですが、そのために大切なのは、目標や明確な到達するための「見える学び」と共に、探究する好奇心、困難に立ち向かう姿勢、周囲を幸せにする思いといった「見えない学び」を持つことだと思います。

長く続いている非常時下ではありますが、従業員ひとりひとりがそれぞれの業務で、現場で対策に努め続けていることに感謝しながら、どのような場所や環境においても「見えない学び」を続けるステキな大人が増える京進であることが、未来の京進グループの成長・発展へとつながると信じています。

代表取締役社長　福澤 一彦