今月の言葉/社員に対するトップメッセージに込める思い
職業会計人組織TKCの創始者である飯塚毅さんの闘争を描いた、高杉良さんの作品「不撓不屈」のなかで、栃木県雲巌寺 うんがんじの植木義雄 ぎゆう老師の含蓄のある言葉に出会いました。
◆「努力のないところには幸福はない。決断のないところには解決はない。」
◆「賢い人は知っていることしか言わぬ。愚かな人は知らないことにまで口を出す。」
◆「他人の短所を責めてはならぬ。自分の欠点を許してはならぬ。」
◆「知ることが難しいのではない。行うことが難しいのである。」
この言葉通りの言動を心がけるのは、非常に難しいと感じます。
しかし、本当に大切なことばかりです。
トップメッセージでは、社員のみなさんにいろいろなことを発信していますが、実は自分ができていないことに対する戒めや言い聞かせ、自ら心がけたいこと、或いは「ありたい姿に対する思い」を語っています。
会長のメッセージを聴く際には、自分が未だに実行できていないことや身についていないことが多く、耳が痛く反省する機会となっています。
皆さんも、自分ごととして受け止めて、少しでも近づくように、1つでも実現するように、リーチングの目標として、努力していただけたらと思います。
また、社員のみなさんに毎月提出をお願いしているレポートですが、その人のその時の心が映し出されます。勢いのある校・教室の方のレポートには、自信に裏打ちされたものがありますし、前向きな取り組みをしている人のレポートは、やはり明るいものがあります。そういうレポートに接すると、感謝の気持ちと、こちらも頑張らねばという気持ちを抱きます。
みなさんには、トップとのコミュニケーションだと思って、魂を込めて返信してほしいと願います。
会長も私も、いつも魂を込めて話をしているつもりですし、今後もそうしたいと思っていますから。
代表取締役社長 白川 寛治