「人を育てる」使命感を持とう
京進の組織価値観については、毎日のミーティングにおける唱和やその価値観に関わるスピーチを各部署で行うことによって、随分浸透していると思います。
組織価値観を中心にまとめている「京進ハンドブック」には、 さらに“従業員に望むこと”として、「京進十則」も掲げています。これは、創業間もない頃から京進が大事にしてきた想いです。今月は、この「京進十則」を今一度見つめ直してほしいと思います。
~京進十則~
1.「人を育てる」という使命感を持とう
2.常に問題意識をもち、自分で仕事をつくり出そう
3.計画を立てて仕事に着手しよう
4.取り組んだ仕事は最後までやり遂げよう
5.創意工夫をし、仕事を通じて成長しよう
6.時間、約束事は必ず守ろう
7.プラス思考で考えて仕事しよう
8.謙虚さと礼節をわきまえ、心豊かな人になろう
9.自己啓発により魅力ある人を目指そう
10.挨拶は元気よく、明るい職場を築こう
全て大事なことですが、特に1番目の「人を育てる」という使命感 については、最大の役割として捉えるべきです。先々月のメッセージで、「成長を願う愛情がなければ、教えることも育てることもできない」と申しましたが、全社的にこのことを改めて深く心に刻みたいと思います。
■生徒に教え、育てる
これは、我々の第一の役割です。その際に重要なことは、まず、教える側が魅力的な人間を目指すということです。生徒に夢を語り、我々自身が自己変革に向けて努力する姿を見せることです。そして、生徒の成長を願い、愛情を注ぎ、“褒める指導”により生徒に自信を持たせることで成長を促しましょう。
■部下に教え、育てる
これが、我々のもうひとつの役割です。若い労働人口が減少していく時代です。そんな中、有能な人材を発掘してきて採用することも大事ですが、採用した人材をいかにして育てていくかということが重要な課題となります。人材は、「人財」です。人財育成を重要な使命として捉えましょう。
代表取締役社長 白川 寛治