グループ全体で価値観の共有を
京進においてはこの3月が2015年度の始まりです。当社は、創立45周年となる2020年度のビジョンを「関西基盤の教育業界No1の売上高」「国際企業への脱皮」と設定しております。創業40周年という節目の今年度は、ビジョン達成に向けての大きなステップと位置づけ、活動を行って参ります。
第一に考えるべきことは、企業の成長を支えるのは何をさておき「人」である、ということです。そして、“人と人とのつながり”“人と会社のつながり”“人と地域のつながり”をこれまで以上に大切にしていきたいと考えています。一般的に、経営資源として挙げられる3つの要素は、「ヒト」「モノ」「カネ」ですが、それに加えて最近は、「共感資本」というものが大切であると考えられるようになりました。「共感資本」とは、「人が何かに共感することで生まれる繋がり」です。『絆』とも言うべき大きな価値を生み出します。
当社グループには正社員だけでなく、講師、チューター、事務スタッフ、アシスタントをはじめとする多くの非常勤社員、子会社で働く従業員がおられます。グループ一丸となって向かう方向(ビジョンや価値観)を定め、全ての従業員が価値観に共感して共有することで、従業員同士、そして、それぞれのお客様、取引先と『絆』という大きな資本を生み出せるものと信じています。
そのためには、全ての従業員に価値観を発信し、相互のやりとりが可能な環境が必要です。その必要性から、まずは非常勤社員や子会社社員も含めた当社グループ全体におけるインフラの整備を進めているところであります。
2020年ビジョンや長期構想の実現は、当社グループが一体となり、グループ全ての従業員が思いを一致させた上で変革を行い、皆さん個人が成長し、そして、組織が成長していくことで、可能になるものだと考えています。価値観を共有し、『絆』を大切に、日々、ビジョン達成に向けて共に取り組んで参りましょう!
代表取締役社長 白川 寛治