夢に向かって自ら学ぶ生徒を育てる
2009年社長就任時、「教えて、解かせて、考えさせて、自ら学ぶ生徒を育てる」という指導目標を掲げました。急激に変化している現在の社会において、今の子どもたち、これからの子どもたちが、夢を持ち、目標を持ち、自立して、積極的に、生きていく力を持って欲しいと願ってのことでした。
学習姿勢そのものにまで変化を与えるということは、大変難しいことです。生徒が自ら学びたくなるような「生徒の目が輝く指導」の展開、また、達成体験が得られるような「褒める指導」の展開等、当初は各先生も大変苦労しながら、粘り強く取り組んできました。その甲斐あって、「勉強が楽しくなった」「自分から机に向かうことが多くなった」という声を多数聞くことができるようになりました。
そのような指導方針の中で、特に力を入れて取り組んできたのが、「リーチングメソッド」です。昨年は、「リーチング学習手帳大会」を開催し、生徒自身が特に気に入っている手帳の1ページを提出してもらい、約3000枚のノミネート作品の中から優秀作品を選び、表彰しました。ノミネート作品には、生徒たちの大きな夢と希望がいっぱい詰まっていました。
生徒たちには、「やればできる」という強い自信を持ち、大きな夢に全力で立ち向かっていってほしいと思います。たとえ小さな目標でも「達成できた!」という達成体験を京進で得て欲しいと願っています。
そして、それを支え、応援する先生たちは、生徒指導に関して大きな夢と期待を抱いて下さい。生徒の自立と成長に夢を感じ、一緒に目標を達成していくのだという強い思いで指導に当たりましょう。
代表取締役社長 白川 寛治