感謝の気持ちを発する企業文化に
立木社長の時代から、トップメッセージなどを通して、繰り返し当社の社員に心がけてほしい、身につけてほしいこととして、「謙虚」「誠実」「利他」などとともに「感謝」という言葉を発してきました。
“感謝の気持ちを持つこと”の大切さは、当社の社員のなかに浸透してきたと思っています。ですが、“感謝の気持ちを言葉にして発する”という行動となると、私を含めてまだまだ不十分なこともあるのではないか、と感じています。誰かに何かをしてもらって、その場でお礼を言うことができるときは、それで十分だと思いますが、その場で伝えられないときに、“いかに感謝の気持ちを言葉にして伝えるか?”ということです。
誰に伝えればいいのか、と悩む場合もあるかもしれません。メールで伝えるべきか、電話で伝えるべきか、何かの機会に出会ったときに面と向かって伝えるべきか、方法に悩む場合もあるかもしれません。
私は、伝え方はどんなかたちでもよいと思うのです。要は、誰かに何かをしてもらったり、恵まれた環境にいると感じたり・・・そう感じたときに“感謝の気持ちを言葉にして発する”ことが重要だと思います。言葉を発することにより、コミュニケーションのきっかけともなります。そこに会話が生まれ、新しい関係が生まれるきっかけにもなると思います。意識してそういった機会をより多く創出し、人と人の繋がりを強めていく。そんな企業風土、企業文化になることを、心から願っています。
代表取締役社長 白川 寛治