相手を知ろう
何よりも相手を知ろう、それが信頼を生む
私は、教えた生徒・保護者のこと、現社員・元社員や講師・スタッフのこと、過去に接した人達について、「よく覚えていらっしゃいますね。」と、いろいろな人たちから言われます。また私はこの会社でおそらく誰よりも多くの社員の名前と顔を知っている、覚えている人間だと自負しています。また、かつて教えた印象に残る生徒の顔は瞬時に浮かんできます。
塾教師という仕事に就いて以来、教える者は、教える生徒についてできる限り多くを知っていないと導けないと気づきました。組織運営をするにあたっても、上に立つ者は組織を構成する人たちのことを知らずには、組織を導けないという思いでやってきました。だからこそ、社員面談や地域の懇親会などの機会にできるだけ社員と顔を合わし、話すことを心がけてきました。
相手に関心を持ち、相手のことを少しでも多く知るように心がけることで、相手は「この人は自分のことを見てくれている」「私のことをよくわかってくれている」という思いになり、いつしか信頼を寄せてくれるようになると思います。
京進の社員には、常に相手に関心を持ち、相手のことを知ろうという意識をもって、周囲と接して欲しいと思っています。相手からの信頼は、ただ待っているだけで得られるものではありません。まずは自分が相手を知ろうとし、その姿勢を示すことが信頼関係を築く第一歩なのです。
2017年度がスタートしました。3月から学習塾や英会話教室の現場では新しい生徒が入室してきています。4月からは日本語学校で共に学ぶ学生、保育園の新しい園児たちが加わります。職員全員で情報を共有し、新しい仲間のことを温かく見守り、信頼関係を築いてまいります。
代表取締役社長 白川 寛治