「マイナス思考」を「プラス思考」に
暦の上では秋となっていますが、まだまだ暑い日が続いています。
暑さに負けないためには、十分な睡眠、筋力をつける、運動で汗をかく、ぬるめの風呂にゆっくりつかる、栄養をきちんと摂る、といった極当たり前のことが効果的だそうです。私も先日取った休暇中に、運動のためにと標高300メートルほどの八幡山という山に登ってみました。
八幡山の山頂に村雲音御所というお寺があり、日蓮上人の「滅するは生ぜんが為 下るは登らんが為」という言葉と共に、次の話がポスターで紹介されていました。昔、そこで転んだら3年しか生きられないと恐れられた「三年峠」という峠で、ある男が転んでしまいました。後3年しか生きられないと嘆く男に、別の男が「もう一度山に登って10遍でも20遍でも転べばいい。逆に考えれば、一度転べば3年は生きられるのだから、転ぶほど長生きができる」と言ったそうです。プラス思考とは正に「考え方次第」なのだと感じました。
「マイナス思考をプラス思考に変えたい」と考えている社員は少なくありません。当社は従業員に心掛けてほしいことを「京進ハンドブック」に、京進心掛け十ヶ条として掲載しています。そのうちのひとつに「うれしい、楽しい、幸せ、大好き、ありがとう、ついている、という言葉をいつも言うようにする」というものがありますが、毎日これを口に出してみて行動している人もいるようです。
プラス思考を、「物事の捉え方」と「前向きに行動することを意識する」という両面から身に付けていけるよう、社員一同これからも精進していきたいです。
代表取締役社長 福澤 一彦