京進グループを「ワンチーム」に
毎月、毎年末と、区切りのタイミングにはその時期を振り返るようにしていますが、10月は多くの出来事が立て続けに起きた月でした。
10月12~13日には台風19号が上陸、多数の犠牲者を出した大災害となりました。亡くなられた方々に心から哀悼の意を表するとともに、被災地には1日も早い復旧を願うばかりです。被害の大きかった地域近郊にある京進グループ運営の保育園は、幸いにも被害はありませんでした。休日を押して安全確認に尽力してくれた従業員には感謝しています。
10月はラグビーのワールドカップにも日本中が沸きました。私もにわかファンの一人として日本戦を全部見ましたが、特にリーダーグループでワンチームを作った組織の考え方については、多くの学ぶ点があります。当社の校・教室・課を、また部署をリーダーグループと位置づけ、京進グループをワンチームなるようにするにはどうすればいいかなど考えを巡らせました。学びは、どんな場面からでも得られるのだと再認識しています。
この一年、最も強く意識してきたことは経営理念である「全従業員の物心両面の豊かさを追求する」ことで、同時に「従業員ひとりひとりが誇れる会社にしたい」と思い続けてきました。社員満足度調査などの結果から見ると、その実現は道半ばであり、まだまだ職場環境の改善に努めねばなりませんが、仕事に対してのやりがいを感じている社員が多いことは嬉しく感じています。会社としての検討すべき課題を明らかにし、「笑顔と基本と対話」を強く意識して、より一層の「ワンチーム」作りに邁進したいと思います。
代表取締役社長 福澤 一彦