ミャンマーへの支援活動について
※新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、京進では生徒・保護者、及び全てのお客様の安全と安心を第一に考え、感染予防や衛生管理に全社を挙げて努めております。入試直前、生徒のみなさんへは、十分な安全に配慮した上で対応しています。経済への影響も心配される状況となっていますが、我々に今できることに真摯に取り組みながら、少しでも早く事態が収束することを祈っております。
京進では社会貢献活動のひとつとして、1999年からミャンマーのマンダレーにある国立ろう学校への支援活動を行っています。このろう学校では、聴覚に障がいがある子どもたちが将来、自分の力で生活していけるようにと、職業訓練プログラムを行っています。1999年は株式の上場や本社ビルの竣工など、会社としての祝い事の続いた年です。京進の経営理念にも合致したこともあり、ちょうど縁のあったこちらのろう学校への寄付を始め20年以上になります。
寄付の内容は、寄宿舎やスクールバス、校内で使うミシンや編み機、パソコンや手話の教科書など多岐にわたります。今年も1月26日に立木会長から学校へ、刺繍機械や机・椅子・本棚などの目録が贈呈されました。
長年の活動の中では、単なる学校への寄付だけなく、職業訓練の一環で製作するバッグを京進が購入するという、ろう学校の生徒たちの自立への励みに繋がる支援も大切にしています。
昨年を例に挙げると、4月に開催される関西入試相談会では、新入社員がアレンジを加えたろう学校の製作バッグを、支援活動を知って寄付をいただいた来場者へのお礼に進呈し、大変好評でした。他にも、家族が経営しているお店に置きたいと巾着袋100枚の製作依頼をスクール・ワンの教室長から受けたり、ユニバーサルキャンパスからは工作のレッスン用にバッグを1200枚、HOPPAではロゴなどが入った巾着500枚の注文が入りました。
届いた商品からは、ろう学校の生徒たちの技術の向上も感じられます。支援活動の輪が広がっていく嬉しさと共に、こうした活動の意義と感じる手ごたえ大切にしながら、今後も続けてまいりたいと思います。
代表取締役社長 福澤 一彦