人生はこれから
コロナ感染者が急激に減少しつつありましたが、ヨーロッパやアメリカで感染が急拡大していた「オミクロン株」が、懸念していた通り日本でも広がってきています。
京進では、各事業における国内のお客さまへはもちろんのこと、日本語教育事業においても日本入国予定で入学の準備をしていた留学生たちに対しても、日々情報を収集し現状を正確にとらえながら、誠心誠意対応しています。一方で、今後はワクチンや飲み薬などにより少しずつ普通の生活に近づいていくことを期待しています。感染防止対策の丁寧な取り組みを継続し、困難な状況があってもしなやかに成長を遂げていけるよう、2022年もグループ従業員一丸となって努めてまいります。
私は、友だちになりたいと思う人には、意識して相手に「良くなること」をするようにしています。現在はコロナ禍で難しいこともありますが、企業家としての学びのための勉強会や懇親会、研修会などの他、個人的な趣味に関してのグループなどにも積極的に参加し、そこでの出会いを大切にしています。人との出会いや、新しく得た知見、自分の努力と取り組み、こうしたことで人生は変わっていくと考えています。誰にとっても、いつも「人生はこれから」だと思います。
クレドや目標を見直したり新たに作ったりして、自分のこれからに挑戦していくことと共に、良い友だちを作ることも大切です。進んでいく道や与えられた場所にも、良い友だちがきっとたくさんいます。良い友だちと出会っているのに、自分が気づいていないこともあるかもしれません。格好をつけずに自分から腹を割って話すと、お互いの心の距離は近づきます。出会った相手と良い友だちになれるかどうかは、自分の行動にかかっていると思います。
普段から常に良いことを行うことも大切です。
大リーグで活躍している大谷翔平選手が、グランドでゴミを拾う姿がアメリカでも日本でも話題になりましたが、良いことを行う人にはツキが回ってくると言われています。
例えば、小さなことでも相手の良いところに気づいた時は、声をかけて褒めてみてはどうでしょうか。友人や知人の誕生日に言葉でも添えてメールするのも良いでしょう。親や家族の肩を、お疲れさまと揉むのも良いと思います。
人に良いことをしたり思ったりしていると、その良い波動は相手に伝わります。人間関係が良くなれば、あらゆることが上手く動き出していきます。常に良きことを考え行動する人の人生は、必ず良くなると思っています。
代表取締役会長 立木 貞昭