10の視点から見る安全対策

Q1. 京進の安全体制づくりや安全対策はどのように進められるのですか?

A

職員ひとりひとりによる日々の点検や気づきの報告、会議体( 部長会、 内部統制会議、リスク管理委員会など)を通じた課題の検討、本社から発信される対策の取り組み(年2回の「安全の日」の取り組み)によって進められます。 それを図にしたのが、下記の【安全対策体系図】です。

Q2. 京進は全国各地にありますが、それぞれで安全対策が実施されているかどうかを、どうやって調べているのですか?

A

  • ブロックごとの責任者がブロック内の校舎・教室を巡回し、 安全に関して最低限遵守しなければならない項目をチェックし、改善を要する場合は指導しています。
  • 内部監査の専門部署が、安全という視点での監査項目に基づき、計画的に監査を行い社長に報告しています。
  • 顧客目線でのチェックについては、生徒・保護者の皆さまに答えていただく授業アンケート・保護者アンケ一卜に安全についてお声をいただける項目を設けています。
  • アンケー卜以外でも、日常において生徒・保護者の皆さまからいただいたご意見・ご要望・クレームは、上司・本社部署と共有できるように、専用DB「声の蓄積」「日報」に報告することになっています。

Q3. 京進の安全対策はどこを見たらわかりますか?

A

京進が取り組んでいる安全対策は、当サイトと毎年発刊する「CSRレポート」にて公開しています。

CSRレポートについてはこちら

Q4. 校舎・教室内の安全はどのように守られているのですか?

A

校舎・事業所の主な対策は、安全と安心への取り組みページをご覧ください。そのほかにも次のような対策をしています。

  • 運営管理責任者を各校・教室に選任して、教室を開けているときには常時責任者がいる体制をとっています。
  • 事務室には留守番を配備しています。
  • 事務室でのモニタ ーチェックは、第2校にもWebカメラを通して行っています。
  • 校舎・教室内のアクシデン卜でけがをした場合にそなえて、対応の仕方を説明した「安全管理マニュアル」を事務室に配備しています。また、通院の補助ができるように、塾総合保険に加入しています。

Q5. 塾に行く時・帰る時の安全はどうなっているのですか?

A

事業所の主な対策は、『校・教室での日々の対策』をご覧ください。そのほかにも次のような対策をしています。

  • 生徒・保護者の皆さまには、通塾途中にありがちな危険や、それをどう避けたらいいのか、通信文書に注意事項を記載して配布しており、ご家庭での読み合わせをお願いしています。2012年9月に連続して発生した児童連れ去り事件を機会に、警察との連携も強化し、警察で作成された啓発文書を入手して生徒・保護者の皆さまへ告知をしています。
  • 玄関で職員が、生徒をお出迎え・お見送りをしています。
  • 通塾途中で万一事故に遭ってしまった場合に備えて、塾総合保険に加入しています。
  • 大型台風の接近などで通塾が危ぶまれる場合に備えて、あらかじめ休校する気象状況の基準を設けて、配布文書で告知しています。
  • 流行性の疾病で、感染の恐れのある病気(インフル工ンザなど)が発生した場合の対応について定め、配布文書で告知しています。

Q6. 先生は信頼できる人たちですか?

A

  • 2005年に講師が引き起こした事件を二度と起こさないために、京進で教える職員は、「賞罰 ・ 休停学確認書」提出→適性テスト受験→その結果に基づいた面接という手続きを経て採用され、採用時も、社員は「卒業証明書」を、講師は「在学証明書」または「卒業証明書」を提出しています。十分に審査されて採用された職員たちです。
  • 採用後、在職中も、毎年適性検査と面談を行っています。
  • 職員の心の健康は安全の上でも重要と考えます。
  • トラブルの早期解決と、職員が一人でトラブルを抱えないように、専用DB 「声の蓄積」「日報」で相談 ・報告ができるようにしています。
  • セクハラ・パワハラについては相談窓口を設けて、各部署に掲示を行い広く告知しています。
  • 外部の専門相談機関に相談できるようにEAP制度を設けています。

Q7. 個人情報はどうやって守られているのですか?

A

  • 個人情報保護法に基づき、京進では「個人情報取り扱いに関する規程」が制定され、個人情報を適正に扱えるよう、個人情報の定義から取り扱い範囲、取り扱い方までを規定し、告知しています。
  • 個人情報が規定に沿って取り扱われているかは、各エリア責任者がエリア内の校・教室を巡回してチェックし、改善を要する場合は指導をしています。
  • 入室される生徒・保護者の皆さまには、京進の個人情報保護の方針をご理解いただくために必ず文書でご説明しています。
  • 個人情報などを廃棄する場合には、責任を持って引き取り、処理にあたる専門業者に委託して行っています。

京進 個人情報保護方針についてはこちら

Q8. 外からの侵入に備えてどんな対応をしているのですか?

A

  • 不審者の侵入をどのように防ぐかについては「不審者対応マニュアル」を策定し、6月と12月の「安全の日」に読み合わせを行ったり、「防犯訓練実施マニュアル」で訓練を実施します。
  • 玄関は電子錠で常時施錠し、玄関周辺のモニターカメラを設置の上「防犯カメラ作動中」「警察官立寄所」のステッ力ーを目立つところに貼っています。
  • 職員が持つ鍵と、そうではない鍵の定義を社内で明確にし、各自が所持する鍵と事務所で保管する鍵を、規程と帳票で管理しています。

Q9. 災害に備えてどのような体制になっていますか?

A

  • 災害に備えて、各種マニュアルを整備し、6月と12月の「安全の日」に読み合わせを行っています。
    [ マニュアル例 ]
    地震防災マニュアル、地震発生・火災発生時のフロー、地震被害軽減措置に関するマニュアル
  • 防災訓練を速やかに実施できるように「防災訓練実施マニュアル」を策定しています。
  • 館内の各フロアには、教室から非常口までを示す「避難経路図」、みんなが通る場所には、各校・教室の最寄りの避難場所を示す「避難場所MAP」を掲示しています。
  • 災害などで、帰宅困難な状況に陥った場合のために、非常食を各校・教室に配備しています。
  • 消防法上、対象となる校舎・教室には、責任者が資格を取得したうえで防火管理者として消防署に届け出ています。
  • 急を要することが起きたとき、速やかに保護者さまに連絡がとれるように、「指導原簿」に緊急連絡先欄を設けて記入して提出いただくようにしています。

Q10. 京進と社会との連携についてはどのようなことをしていますか?

A

  • 各校・教室は、「こども110番のいえ」として登録しています。危険を感じて逃げてこられた子どもたちを保護し、警察に通報します。
  • 各地域の警察や行政などが取り組んでいる、安心な町づくりや犯罪防止の取り組みに参加し、情報や意見交換を行っています。2012年以降は、新たに京都府警と府下学習塾との学習塾防犯連絡会(学習塾防犯ネットワーク)と、「きょうと薬物乱用防止行動府民会議」に加盟し、連携を深めています。
  • 各校・教室では、最寄りの交番・警察署を訪問し、連携を図っています。